最初は高山病でダウン。二回目のチャレンジで富士山登頂に成功しました

私は、愛知県在住30代女性です。富士登山をしたのは2014年の夏です。天候にはとても恵まれ快晴でした。

富士登山に挑戦するのは2回目です。初めて富士登山に挑戦した時は丁度3000メートルを超える辺りの7合目付近頃から高山病の症状が出始めました。1歩ずつ登るにつれてめまいを感じるようになりました。その後貧血のような症状が出始めました。それでも、友人と仕事の休みを合わせるのが難しくやっとの思いで休暇を取得し富士登山に挑戦したので、気分が悪いことがなかなか言い出せずにいました。

しかし相当顔色が悪くフラフラしていたようですれ違う人に何度も心配の声がかかるようになりました。その後、登山に詳しい方が自分の状態を見て下山を勧められました。自分でもこれ以上登れないと感じていたので7合目から半分くらい登ったところで富士登山を諦め泣く泣く下山しました。

このような経験があったので2回目の富士登山は登る前から準備を始めました。寝不足や栄養不足等も高山病の原因になるので富士登山に出かける1週間ほど前からなるべく栄養バランスの良い食事に心がけたり、足りない栄養素はサプリメントで補うようにしました。また、夜も早めに布団に入るようにしました。私は普段は喉の渇きはあまり感じませんが、高山病予防には充分な水分補給が良いので、前回より多めに水分を準備し、500ミリリットルのペットボトルを3本用紙し、お茶やお水、スポーツドリンクを1本ずつ用意しました。

登山当日は、前回より早く自宅を出発し5合目で2時間ほど時間をつぶしました。正直なところ、5合目には2時間も時間を潰せる施設はありません。若干時間をもてあましましたが、十分な高度順応が必要と感じたので、5合目ではあまりウロウロしないようにし、友人とおしゃべりをしながらゆっくりした時間を十分に取ってから富士登山を決行しました。

事前準備の甲斐あって、2回目の富士登山は全く高山病の症状は出ず無事に登頂することができ、美しいご来光を拝むことができました。

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