一面の雲海の素晴らしさに大感動!

私は学生時代に学校教育の一環で、富士登山をしました。初めての富士登山でしたし、当時の私は登山が趣味ではなかったので、どんな服装で登れば良いのか分かりませんでした。

登山用品はそれなりに高いので、学生の私にとっては1回きりの登山で、そこまでお金をかけることはできませんでした。それでも動きやすい格好で、そこの厚いスニーカーを履いて行きました。

山の天気は変わりやすいと聞いていたので、雨具を持って行きました。秋真っ盛りという季節でしたが、当日の天気はあいにくの雨でした。仕方なく雨具を着て、5合目から登山を開始しました。途中で深い霧のような中をしばらく歩くことになりました。

水滴が衣服やナップサックなどについて濡れてきたので、タオルで拭きながら山登りをしました。1時間くらいそのような状態が続きましたが、徐々に霧が晴れてきて、視界が良くなってきました。すっかり視界が良くなった頃には、眼下一面が雲の絨毯で覆われていました。空は青空と白い雲が流れていました。

さっきまでの霧の中の状態と、登り始めの雨の状態からは想像もつかない美しい光景でした。私達は雨雲を超えて、その上にやってきていたのでした。

数年後に飛行機に乗った時の窓から見える光景も似たようなものがありましたが、ガラス越しですし、小さな窓からの景色なので、富士登山の時のような感動とは少し違いました。

私達は雲の絨毯を背景に記念撮影を行いました。結局8合目くらいまで登って、昼食を取った後、そのまま下山しました。

富士山は標高が高くなると、高山植物もほとんどなくなってきます。岩山や細かい砂利のようなところもあり、登る時よりも下る時の方が膝に大きな力が加わり、転げ落ちないように踏ん張って歩くのが大変でした。

幸い、素晴らしい天候に恵まれて、一生の思い出に残る登山となりました。その後、他の高い山にも登りましたが、雲海を見ることができた富士登山の時の思い出が一番印象深く残っています。

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