育児で忙しい毎日。早食いが続いて逆流性食道炎に

群馬県在住41歳主婦です。子どもが生まれて、2年ほどたったころ、逆流性食道炎と診断されました。

始めは、気のせいかと思うくらいの小さな違和感でした。食べたものを飲み込む時、食道を通っていくのがよくわかったのです。以前にも冷たいものを飲んだ時など、飲みものが食道を通って胃に入っていくのがわかるということはよくありましたが、その時は、何を食べても、何を飲んでもわかりました。意識しているから、そう感じるんじゃないかと思ったのですが、食道の違和感は日に日に増していき、軽い痛みまで覚えるようになりました。普段は痛みもないのですが、食べるたびに痛みがあるので、次第に食事がストレスになっていきました。そこで、思い切って近くの胃腸科クリニックを受診することにしたのです。

医師の診断は、逆流性食道炎でした。逆流性食道炎という言葉は聞いたことがありましたが、自分がそれだとは思いもしませんでした。逆流性食道炎の症状は胸やけだと聞いていたからです。胃酸の分泌を抑える薬が処方されて、2週間ほど飲みました。すると、症状が治まっていきました。これで、このまま治るかも知れない、と喜んでいたのですが、カレーを食べた直後、再びあの違和感と痛みが……。また、クリニックへ行き、医師に話すと、人によって再発しやすい食べ物があるのだとか。私の場合はカレーだったようです。その時も、同じ薬と、さらに痛みを抑える薬が処方されたのですが、今度は1ヶ月近く飲んでもよくなりませんでした。

念のため、胃カメラで検査することになりました。人生で初めての胃カメラです。胃カメラは、苦しいと聞いていたのですが、鼻から入れるタイプのもので、麻酔もするので、思ったほどつらいものではありませんでした。検査の結果、逆流性食道炎になった痕はあるものの、きれいになっている、と言われました。薬を服用している間に、症状がよくなっていたようです。

子どもが生まれて、毎日が育児で慌ただしく、自分の食事はよく噛まないで早く済ませていましたから、それが原因だったようです。とにかく早食いはよくないと言われました。それからは、食べる時は、よく噛むように気をつけています。逆流性食道炎と診断されてから、2年がたちますが、胸やけは起きやすいものの、今のところ再発はしていないようです。

スポンサーリンク