初めての大腸内視鏡検査は思いの外楽でした

大阪府に住んでいる、50代の女性です。私が大腸内視鏡検査を受けることになったきっかけは切れ痔があったからです。その度にかかりつけの内科で痔の軟膏を出していただいてました。痔がたび重なるのが気になってきたので専門のお医者さんに診てもらった方がいいかなと思い肛門科を受診しました。その時、痔が落ち着いたら大腸内視鏡検査を受けてみたらと勧められました。

ネットで調べると大腸内視鏡検査は痛い、下剤をたくさん飲まないといけないのが苦しいとかいったことが書かれているので怖くなってきました。切れ痔があっただけで大腸内視鏡検査まで必要かと思い検査はお断りしようと思いました。

切れ痔の方はなかなか落ち着かず、結局、裂肛根治術という手術をして治してもらいました。その後便通を良くする薬を服用しています。薬を服用しているのですが、ごくたまに切れて出血します。肛門科の先生に診てもらうときは、時間がたっているので肛門には切れた後はありません。何度かそういうことがあった後、再度大腸内視鏡検査を受けてみるよう勧められました。50代という年齢的なことを考えると腸の中の様子を見てもらっとくのも自分のためになるだろうと思い、検査を受けることに同意しました。それから血液検査を受けて、2日分の検査食を検査の準備用品をいただいて帰りました。

検査は3週間後。検査日の2日前から食事は消化の良い検査食を食べました。看護師さんから検査日の前々日からの予定表を渡されていたのでその通りにやっていきました。検査日の前日は、検査当日の朝早くから飲む下剤の準備をしました。病院からいただいた検査の準備用品にあった大きな袋状のものに下剤を入れて、水2リットルで薄めます。それを冷蔵庫に入れて冷たくしておきます。検査当日に作ってもいいのですが、冷たくした方が飲み易いという看護師さんのアドバイスに従いました。検査食は量が少なくて物足りないかなと思ったのですが、緊張していたせいか空腹は感じませんでした。検査日の前日も錠剤の下剤を服用しました。

検査日は午前5時から、2リットルの下剤飲んでいきました。コップ一杯をゆっくり10分間隔で飲んでいきます。スポーツドリンクのような味がするよと看護師さんが言ってましたが、それに近い味でした。午前11時ごろ、病院から便の状態を尋ねる電話がかかってきました。検査ができる便の状態、固形物が全くない状態だというと、検査をするので病院に来てくださいと言われました。麻酔は使いませんでしたが、検査は予想以上に楽でした。痛みは全然なし。

病院で下剤を飲むところもあるそうですが、私が検査をした病院は自宅で下剤を飲んで検査をするという病院でした。自宅だったので、気兼ねなくトイレの使用ができて良かったです。病院に行くまでの間、検査までの間で便意を催すことはなかったです。ポリープはなかったのですが、憩室があることがわかりました。思い切って検査を受けてよかったと思っています。

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