人間ドックで便潜血反応か陽性、大腸内視鏡検査を受けました

東京在住の女性です。35歳を過ぎて初めて受診した人間ドックで便潜血反応か陽性となりました。その時点で大腸に関して全く自覚症状もなく、便通も正常でしたが、陽性となっている以上そのまま放置するのも気になり、後日ドクターから結果の説明を受けた際に精密検査を受けるべきか相談しました。年齢的におそらく問題はないと思われるものの、一応精密検査を薦めます、とのことで、約一週間後に同じ病院で大腸内視鏡検査を受けることになりました。

検査を受けるにあたり、前日から食事制限があり、また検査前の特別食及び下剤を薬局で購入するように言われました。検査前日は説明書に従い、水以外は規定の検査食のみを食します。検査食はいろいろ研究された上で作られているものでしょうから、食べられないほど不味いというものではありませんが、味気ない食事であることは確かです。基本的にはインスタント食品になります。この時点で、もし検査結果に問題がある場合の入院等のことを考え暗い気持ちになりました。

検査当日、いきなり検査が始まるわけではなく、まず下剤を飲み腸を完全にきれいな状態にすることを求められます。大腸内視鏡検査を受ける人たちばかりが集められた部屋で、多量の下剤(飲料)の入ったペットボトルを渡され、ゆっくり飲めるだけ飲みます。それ以外にすることはないので、みなさん本を読んだりしながら時間を潰していました。もちろん下剤を飲んでいるわけですから、しばらくすると便意をもよおしトイレに行きたくなります。便の色がほぼ透明になるまでこれを繰り返します。これはかなりつらい作業でした。

まず、のども乾いていないのに、多量の水分を摂取しなければならないのはかなりの苦痛です。終わることがないような気にもなってきます。準備が整い次第、看護師さんに声を掛け、内視鏡検査の行われる部屋に入ります。あとはお尻から内視鏡を入れて腸内を診てもらうことになります。結果的には何の異常もなく、綺麗な腸ですとのことでした。検査自体は多少屈辱的ですが、異常がないとわかったときの安心感は大きかったです。ちなみに私の年齢の場合、一度内視鏡検査で異常がなければおおよそ5年間は同検査はしなくても問題がないとのことでした。

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