苦しかった地獄のような大腸検査

50歳になって受けた健康診断の検便で、出血があるとの検査結果が届き、再検査をすることになりました。近頃、お腹の調子が芳しくなかったのでさほど驚きもせず、やっぱりという感じでした。再検査は大腸の内視鏡検査をするということで、初めての体験なので非常に不安でした。検査をする日程を決めて、下剤のセットをもらいました。看護師さんから検査方法を丁寧に説明を受けましたが、聞けば聞くほど不安が増していきました。

検査の前日から食事制限があり、消化しやすいうどんなどを勧められました。当日は食事抜きで、ニフレックという下剤を水で薄め2リットル飲まなければなりませんでした。これは本当に地獄のようでした。レモン味でしたが私は苦手な味で、どうしても気持ちが悪く、看護師さんに相談したらお茶や水も一緒に飲んで構わないと言うので、下剤、お茶、下剤と交互に何とか飲みました。結果、2リットルの倍近く飲んだことになります。次にまた襲って来たトイレの地獄は忘れる事が出来ません。これでも気分が悪くなって、検査の前に処置室のベットで休む事になってしまいました。

そしていざ検査。病院着と紙で出来ているズボンを渡され着替えるように言われました。お尻に穴が開いているズボンは、以前同じ検査をした友人に聞いていたので、余り抵抗はありませんでした。こういった紙のズボンは、女性は助かりますね。促されて検査室に入る頃には、もう私はフラフラでした。横向きに検査ベットに寝て力を抜いて楽にするように言われましたが、緊張でどうしても力んでしまいます。そしてカメラが入って来ると、医師は手慣れた手付きで操作していきました。経験豊富な医師でしたので、痛みはさほどありませんでしたが、空気を送りながら検査するので、お腹が張ってかなり苦しかったです。

検査の結果は潰瘍性大腸炎との診断で、病状についての詳しい説明が医師からありました。この病気は現代病で、疾患患者数が年々増加していることを聞きました。食生活面が欧米化したことや、ストレスが大きな原因のようです。その頃私も仕事で悩んでいたので、不安定な精神状態が体に影響したのだと思いました。この病気は国の特定疾患に指定されている病気で、それを聞いて少々ショックでした。治療は投薬で、ペンタサという炎症を抑える錠剤と、ビオスリーという整腸剤が処方されました。現在は落ち着いていて特段の症状もありませんが、この病気は緩解と再燃を繰り返すそうで油断が出来ません。完治はないそうです。

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