人間ドックで肝血管腫の疑いと診断された体験談

私は岡山県岡山市在住の30歳男性です。26歳から毎年人間ドックを受けています。私は26歳で父親を脳幹出血で亡くしており、それがきっかけとなり母親と人間ドックを毎年受けるようになりました。

初めて人間ドックを受けた際に、「肝血管腫の疑い」と診断され、再検査を受けるように指示がありました。この肝血管腫は腹部の超音波エコー検査の結果から指摘されました。最初、「腫」という文字をみてがんを頭の中に思い浮かべましたが、この肝血管腫はがんというわけではないようで、肝臓の中の毛細血管が一部異常増殖を起こし、過形成となった良性腫瘍のようです。これをインターネットで調べて多少安心しましたが、それでも実は肝臓がんだったらどうしようという不安もありました。

再検査は人間ドックを受けて約1か月後に受けました。この時の検査は人間ドックを受けた病院で受けました。別に他の病院で再検査を受けてもよかったようですが、その病院で再検査を受けた理由は、肝血管腫があるのではないかと見立てた医師にとりあえず診てもらいたかったからです。人間ドックの時は前述の通り腹部超音波エコー検査を受けました。これは5分程度という比較的短時間で済みました。しかし再検査の際にはMRI検査を行いました。このMRI検査では20分から30分程度の検査時間を要しました。また狭い筒状の機械に入れられました。そして機械の大きな音がするため耳栓をして機械の中に入りました。この検査中は機械の音が大きく周りの音が完全にシャットダウンされていたので眠りそうになっていて、あっという間に検査は終了した印象です。

そして検査結果は異常なしとのことでした。良性腫瘍とはいえ腫瘍があると思うと嫌な思いがありましたが、実際には異常はなく安心しました。また当時26歳とはいえ体の中で病が進行していることもあるのだと危機感を覚え、それからは毎年人間ドックを受けるようになりましたし、これからもそうしようと思います。

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