クッキー、クラッカー、ビスケット、サブレはどう違う?
全国ビスケット協会が定めた規格を分かりやすいよう表にまとめてください。
サブレやクラッカーは各メーカーが独自の基準で言っていることでしょうか?
サブレやクラッカーの呼称については、全国ビスケット協会の規格とは別に、各メーカーが独自の基準で使用している面があります。
サブレについて
サブレは元々フランス発祥の焼き菓子で、日本の基準ではクッキーに分類されます1。
しかし、多くのメーカーは「サブレ」という名称を、特定の特徴を持つ焼き菓子に対して使用しています。
- バターや砂糖を多く使用
- サクサクとした軽い食感が特徴
- フランス語で「砂」を意味する「sable」が語源
クラッカーについて
クラッカーは、ビスケットの一種として認識されていますが、その特徴は明確に区別されています1。
- 薄くて軽い
- イーストを使用して発酵させて作られる
- 無糖で脂肪分が少ない
- 軽い塩味とサクサクとした食感が特徴
これらの特徴を持つ製品を、メーカーは「クラッカー」と呼んでいます。
結論
サブレやクラッカーという呼称は、全国ビスケット協会の厳密な規格というよりも、製品の特徴や製法、歴史的背景に基づいて各メーカーが使用している傾向があります。ただし、これらの呼称は一般的に認知された特徴を反映しているため、消費者にとっても理解しやすい区分けとなっています。
日本でいうところのクッキー、クラッカー、ビスケット、サブレの海外での呼び名を一覧表にまとめてください(現地の単語と読み方のカタカナを振ってください)。国はG7に属している各国とします。他にも特徴的な国があれば加えてください。
G7諸国および特徴的な国におけるクッキー、クラッカー、ビスケット、サブレの呼び名を以下の表にまとめました。
国 | クッキー | クラッカー | ビスケット | サブレ |
---|---|---|---|---|
アメリカ | Cookie (クッキー) | Cracker (クラッカー) | Cookie (クッキー) | Cookie (クッキー) |
イギリス | Biscuit (ビスケット) | Cracker (クラッカー) | Biscuit (ビスケット) | Shortbread (ショートブレッド) |
フランス | Biscuit (ビスキュイ) | Cracker (クラッカー) | Biscuit (ビスキュイ) | Sablé (サブレ) |
ドイツ | Keks (ケクス) | Cracker (クラッカー) | Keks (ケクス) | Sandgebäck (ザントゲベック) |
イタリア | Biscotto (ビスコット) | Cracker (クラッカー) | Biscotto (ビスコット) | Frollino (フロリーノ) |
カナダ | Cookie (クッキー) | Cracker (クラッカー) | Cookie (クッキー) | Shortbread (ショートブレッド) |
日本 | クッキー | クラッカー | ビスケット | サブレ |
オーストラリア | Biscuit (ビスケット) | Cracker (クラッカー) | Biscuit (ビスケット) | Shortbread (ショートブレッド) |
注意点:
クラッカーだけは各国共通してクラッカーなんですね。
クラッカーは、各国で共通して「Cracker」と呼ばれることが多いですが、国によっては異なる名称や表現が存在する場合があります。以下に、クラッカーの呼び名をG7諸国および特徴的な国でまとめました。
国 | クラッカーの呼び名 | 読み方 |
---|---|---|
アメリカ | Cracker | クラッカー |
イギリス | Cracker | クラッカー |
フランス | Cracker | クラッカー |
ドイツ | Cracker | クラッカー |
イタリア | Cracker | クラッカー |
カナダ | Cracker | クラッカー |
日本 | クラッカー | クラッカー |
オーストラリア | Cracker | クラッカー |
このように、G7諸国では「クラッカー」という名称が広く使われており、特に英語圏では共通の用語として認識されています。フランスやドイツなどの非英語圏でも「Cracker」という表記が用いられることが一般的です。