準備不足で凍えそうになりながら登頂しました

7年前、静岡県に住む友人に誘われて軽い気持ちで富士山に登ることになりました。登山の経験は学校の遠足くらいでしたが、友人いわく年配の人も結構登っているから大丈夫だろうと、体力に自信はありませんでしたが、日本人としては1度は登ってみたかったので、7月の3連休を利用して登ることにしました。

トレッキングシューズは持っていましたが、登山用のウェアもなく、持っているシャツやジャージなどをリュックに入れて友人宅に前泊しました。彼女は何度か登ったことがあり、スケジュールはお任せしていて、夜から登り始めてご来光あたりに山頂に到着する予定でした。

夜10時ごろ、御殿場口の5号目から出発しました。真っ暗だったので懐中電灯で足元を照らしながら進みました。初めのほうは木々が周りに立っている山道でしたが、途中から視界が開けて平野を歩いているようでした。星がとてもきれいで、空を見上げながら歩きました。

他の登山者の方もたくさんいて、道の隅で休憩している人もいましたが、寝転んでいる人が何人かいて、友人に聞くと高山病になったのでは?と言っていました。念のため酸素ボンベを買って行きましたが、高山病になってしまうと、気休めでしかないそうです。体力に自信のある方が速いペースで登ろうとするとかかりやすいそうなので、年配の方や女性は意外と大丈夫らしいです。私も女性で体力に自信はないので、始めからゆっくり登ってよかったなと思いました。

御殿場口と吉田口が合流する8合目あたりから人がだんだん増えてきて、9合目までの途中から渋滞のように前に進めなくなりました。天気がだんだん悪くなってきて、雨まで降ってきました。レインコートは持って行っていましたが、その前に自分の汗で綿のシャツが体に貼りついて寒くて仕方がありませんでした。もっと発汗性のある下着を着ていけばよかったです。動いていれば、少しは体が温かくなりますが、人が多すぎて止まっては進みを何度も繰り返したので、寒さで震え始めました。

テンションも低くなって、もう山頂に到着しなくてもいいから帰りたいと友人に愚痴ると、9合目の山小屋で暖をとって決めようよと言われたので、しぶしぶ9合目までは耐えようと思いました。でも9合目に山小屋はありませんでした。友人が登った時は天気もそこそこ良く、9合目で休憩することがなかったので、知らなかったそうです。結局悪天候の中、山小屋で休憩したいがために山頂まで登ってしまいました。ご来光も見えず、あまりいい思い出になりませんでした。ただ、下りの際に見えた雲海はとてもきれいでした。

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