社長の鶴の一声で富士山登山

今から10年程前、夏に日本の最高峰を目指しました。当時は、まだ自分も20代半ばで、それなり体力もあった方ですが、仕事終わりからの富士山は正直言ってキツかったです。

そのときの会社の社長はある日突然禁煙をして、それ以降はジムに通い始めて、健康オタク状態になり、それはそれで良い事なので、社員も応援していた訳ですが、嵐は突然やってきました!

ある日の週の半ば頃に突然、「今週末の業務終了後に富士山に登ろう!」と言い出し、社員一同唖然です。社長は日々鍛えているので良いかも知れませんが、自分達は堪ったものではありません!かと言って縦社会の会社だったので、誰も嫌とは言えずに、週末の業務が終わりました。

事務所を片付けて、全員で車で5合目まで行き、準備を整えて真っ暗な中、登山開始です。ですが、1合目から登ると言い出さなかったのが不幸中の幸いでした。8合目位までは自分も元気で、たまには良い運動になって良いなぁなんて同僚と話ながら余裕でしたが、問題はそこからです!

8合目の山小屋で一休みして、少し登った所でご来光を拝んでいたら、地元のテレビ局の人が撮影に来ていて、後ろ姿だけですが映ったりして、まぁ楽しかったのですが・・

9合目直前辺りで急に疲れが来たのかだんだんとグロッキーな状態になって来て、9合目の山小屋で少し仮眠を取って、少し復活していざ!山頂へ!

やっと鳥居が見えて来て、それをくぐって山頂へ到着です!

頂上は夏なのに寒く、景色も最高でしたが、一番心に残っているのは、売店で買った缶のおしるこです!人間って本当に疲れた時って甘いものが欲しくなるんですね!人生の中で一番上手かった甘味でした!しかも町中の自動販売機で今なら130円で売ってる物が一本500円!この山道を運んで来るんだから、まぁしょうがないですね。2本も飲んでしまいました!

おしるこを飲みながら景色を堪能し、休憩したら今度は下山です。登るよりは遥かに楽だと聞いていたので、余裕でいましたが、ここで最悪の事態が!

張りつめていたのもが切れたのか、気が緩んだのか、下山し始めて10分後に尋常じゃ無い頭痛と吐き気に襲われました。
高山病ってやつですね!人生初の経験でしたが、これはしんどいです。半分程降りた所で、ついに具合が悪すぎて歩けなくなり、後輩に担がれながらの下山となりました。

そして、その日はみんなで旅館に一泊して、翌日帰る事になっていたのですが、みんなは旅館で宴会中に自分は室で寝てると言う、苦い思いでも出来ました。

自分は登山の知識は無いので分かりませんが、高山病の対策があるのなら必ずしておいた方が良いと思います。みんながみんな高山病になる訳ではありませんが、あれは本当に辛いですから。

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