富士山は厳しいとは聞いていましたが想像以上

私は静岡県に住む30代女性です。約10年前になってしまいますが、日にちははっきりと覚えていませんが夏に富士登山に挑戦しました。そしてそれが最初で最後だと確信しました。

以前から親しかった職場の先輩が登山が好きということでよく誘ってくださり、長野の山に何度か登ったりして登山の楽しさを覚えたころ今度富士山に登るから一緒にどうかと誘われ同期の友人とせっかくだからと登ってみることにしました。静岡市民でありながら富士山に登ったことがないなんて恥ずかしいなとも思いましたし、どうせ上るなら経験のある人と登りたかったので決断しました。結局先輩夫婦と同期、後輩の計5人で登山しました。

若かりし頃で頼りっぱなしだったのでどこの入り口から上ったのかわかりませんが、とりあえず5合目からスタートしました。その時初めてマジかで富士山をみてただの土山の固まりにしか見えませんでした。天気は若干曇りのような天気でしたが8合目当たりで雨に見舞われフードをかぶりながら必死で登ったのを覚えています。

富士山は厳しいとは聞いていましたが想像以上でした。特にトレーニングなどもせず登ったのでほとんど若さと精神力で登ったような感じでした。途中小学生が一段飛ばしでひょいひょい私たちを飛ばしていく姿にただただ圧倒されました。

ご来光を見るのが目的だったので登山は午後からスタートし、途中の山小屋で夜中まで宿泊しました。しかし山小屋までが相当長く感じました。休憩地点が山小屋ではないと分かった時本当にたどり着けるのかと思うくらいかなり体力は消耗していました。一緒に登山した同期がスムーズに上る中私はペースが遅い方で、その子の背中をとにかく必死で追いかけていたのを覚えています。

私たちが選んだ道は道というようにしっかりとわかるものではなく、広い砂利山を登るような感じから始まり、最終的に岩山を登るような過酷なルートでした。山小屋は川の字で寝るような狭いスペースでしたが、そこのカレーは特に美味しく感じました。

夜中二時過ぎだったと思いますが、起床し頭にライトをつけて登山をまた始めました。前の人のライトを頼りにこわかったですが必死でついていきました。高山病にはならなかったですが、最後の方は1メートルが数十メートルに感じるほど辛く、息も上がりなかなか前に進めませんでした。あとほんの少しのところでご来光に間に合わなかったですが、登りながら見ることはできました。

頂上の景色は本当に素晴らしかったです。達成感もあり、登ってよかったと本当に思いました。頂上から別のルートで登ってくる人を見ましたがそちらはなだらかで広い道になっていて全然道が違ったので驚きました。行きも辛かったですが帰りも辛く、つま先が靴にあたるたびに痛みを感じ蟹歩きのようになってしまいました。

富士山は登ってみる価値は絶対ありますが、体力のある若いうちに上ることをおすすめします。富士山はそんなにあまくありません。経験者と一緒に登山グッズや服装をしっかりと用意し望むことをお勧めします。

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