腹痛と吐き気の原因はピロリ菌でした

私が20代の後半にさしかかるかどうかという頃、今から3~4年ほど前のことです。ある日を境に、原因不明の腹痛と吐き気に襲われるようになりました。夏だったので、周りの人から「熱中症なんじゃないの」と言われ、自分でも「きっとそうだろう。すぐに治るはず」と思い、放置していました。

しかし、あまりにも頻繁に症状が出てきたため、仕事にも支障をきたすようになったのです。さすがにおかしいと思い、親が紹介してくれた病院の内科を受診しました。レントゲンやCTを撮りましたが、異常は見られません。おそらく精神的なものでしょう。とのことで、精神安定剤と胃腸薬を処方されました。胃腸薬を飲むと一時的に症状が緩和するのですが、痛みの原因がわからないため、状況はさほど変わりませんでした。

そこで自分で評判のよい病院を探し、そこでも内科を受診しました。しかし、ここでも同じように精神安定剤と胃腸薬の処方がされました。胃腸薬が前の病院でもらったものとは違っていましたが、正直薬を変えただけで治るわけがないと思っていました。ところが、薬があっていたのか、症状はだんだん軽くなっていったのです。

そうして通院を続けて1年くらいたったある日、胃カメラ検査をしてみようということになりました。胃カメラは盲点でした。前の病院で受けていなかったのです。口からカメラを入れましたが、局部麻酔をしているにも関わらず苦しかったです。とにかく早く終わらないかな、とただそれだけしか考えられませんでした。

地獄のような検査も終わり、検査結果はというと胃の粘膜が炎症をおこしてただれていました。どうやらこの炎症が腹痛をおこした原因のようなのです。つまり、この炎症を治さなければいけないということになりました。

それから同じ薬を服薬しながら、通院をすること1年後。再び胃カメラ検査をすることになりました。前回口からの挿入が辛かったので今回は鼻から入れることに。…気が付いたらベッドの上にいました。全く痛みがない!一体いつ終わったのか。という程記憶がありません。

こうして2回目の胃カメラ検査を終えましたが、衝撃の事実が発覚します。それは…ピロリ菌が潜伏しているというのです。
私の胃の中にピロリ菌が…?ショックを受けました。下手すると胃がんをも引き起こす悪魔が私の体に棲んでいる。つまり、炎症が引き起こされた根本的な原因はピロリ菌によるものだったのです!前回の胃カメラでは見つからなかったのですが、どうやら隠れていたようだとのこと。じゃあ運が悪ければ今回も見つかっていなかったのかも…と思うとぞっとします。

この日からピロリ菌を駆除する薬を飲むことになりました。どうか、頼む!ピロリよ死んでくれ!と願いながら飲み続けました。

そして、3度目の胃カメラ。再び鼻から注入して、検査開始です。何事もなく終わり、あとは結果を待つだけです。これで駆除できていれば、炎症が鎮まっていれば長かった通院生活に幕を下ろすことができます。果たして結果はいかに…。

…無事に駆除が完了しました!炎症もきれいになくなっており、全く問題なしとのこと。これで、腹痛も再発することはないだろうとのことで、ようやく平穏な生活が戻ってきたのです。駆除完了から1年以上経っていますが今のところ再発していません。

今思うと、もし最初の病院で胃カメラを受けていればもっと早く治療することが出来たのかもしれません。皆さんも、少しでも胃の調子がおかしいと思ったらすぐに胃カメラを受けてみるといいですよ!

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