ピロリ菌の除菌薬(ジェネリックもあります)

ピロリ菌の除菌時には、抗生剤2種類と胃酸の分泌を抑制する薬を用います。これを3剤併用といい、1次除菌と2次除菌では抗生剤の種類が異なります。

1次除菌に用いられる代表的な薬は、以下の3剤です。

  • クラリスロマイシン
  • アモキシシリン
  • ランソプラゾール

クラリスロマイシンとアモキシシリンは抗生剤で、ピロリ菌を殺菌します。ランソプラゾールは胃酸の分泌を抑える薬で、
抗生剤の力が胃酸によって弱まるのを防ぎます。そして、これら3剤がセットになった商品が「ランサップ」です。

これで除菌が成功せず、2次除菌が実施される場合は、クラリスロマイシンがメトロニダゾールに変更されます。1次除菌に失敗する主な理由に、クラリスロマイシンに耐性を持つ菌が存在するためです。ただし、メトロニダゾールは副作用が強いこともあり、処方は2次除菌からとなります。2次除菌の3剤をセットにした商品に「ランピオン」があります。

2次除菌でも成功しなかった場合は3次除菌となります。メトロニダゾールがレボフロキサシンに変更されたり、2次除菌での3剤の投与期間が延長されたりします。ただし、3次除菌以降は保険適用外です(保険適用は2次まで)。

これら除菌薬は、いずれもジェネリック医薬品が出ています。先発医薬品より3割から6割は安くなりますので、是非利用しましょう。

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