自分でモニター見ながら進められた大腸内視鏡検査

大阪在住の60代男性です。2年前の人間ドックで便潜血反応が陽性であるとの受診結果が出て要精密検査の指摘を受けました。しかし痛みなどの症状が無いことや億劫な感じで、その年は放置しました。そして昨年の人間ドックでも同じ指摘を受けましたので意を決して精密検査を受けることにしました。

検査は肛門から内視鏡を挿入して行うもので検査前日に下剤を服用します。検査当日は2リットルほどの腸内洗浄剤を渡され少しづつ飲むように指示されます。この洗浄剤にも下剤的な効果がありその都度排便します。そして便が透明に近くなるまで洗浄剤を飲み続けます。便が透明になったかどうかは看護師の方が確認されます。いよいよ検査となると専用の病衣を着て横向きに少し足を曲げて横たわります。この時、軽い麻酔薬を注射されます。

内視鏡の挿入に痛みを感じることはなく、医師は私に内視鏡のモニターで説明しながら検査を進めていきました。検査途中で2か所のポリープが見つかりましたが医師の説明では一つは問題ないほど小さく、もう一つのポリープから出血しているとのことでした。そしてこの出血しているポリープを熱線で切り取りますとの説明を受け、私はモニターでその一部始終を見ることができました。

内視鏡には自在に広げたり縮めたりできるU型の針金状のものが備わっておりこれでポリープを掴むのです。感覚的にはカーボーイが馬を捕まえる時の輪投げに似ています。このポリープを掴んだ輪を少し縮めて電気を通すと熱でポリープが見事に切り離されます。切り離されたポリープは腸内でフワフワと漂っていますが同じく内視鏡に備わっているタコ足のようなもので掴まれて吸引されます。つくづく良くできた内視鏡だと感心しました。

手術は約10分ほどであっけなく終わり当日から普通の生活に戻れました。後日、切り取ったポリープの検査結果を聞きましたが良性のポリープだったとのことで安心しました。

大腸の内視鏡検査には少し恥ずかしさを伴います。しかし、医師や看護師はそのことを認識しており最大限の気配りをしてくれます。健康診断で要再検査の指摘がある方は手遅れにならない内に精密検査を受けましょう。

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